稚内桟橋驛復活プロジェクトとオムライス

 

 

21日の日刊宗谷ですが,「かつて稚内港北防波堤ドームで,稚泊連絡線の乗換駅として栄えた“幻の最北端駅”稚内桟橋驛を復活させる取り組みが,いま東京を拠点に活躍するプロカメラマンを中心に有志らの手によって動き始めている。実現に関しては,線路延長などクリアすべき諸問題も多いが,稚内の新たな観光名所として,伸び悩む道北観光への大きなヒントとなりそう」という記事が出ていました(一部,改変させていただきました。)。

 

稚内桟橋驛は,防波堤にあったかつての稚泊連絡航路の出発駅(連絡駅)で,今は北防波堤ドームだけが復元されて残っています。筆者は,旧国鉄の連絡船と言えば,青函連絡船,宇高連絡線,くらいしか思い浮かびませんが,樺太の南半分が日本領であった戦前,稚内と大泊(現コルサコフ)との間に鉄道連絡船がありまして,その北海道側の玄関が,その稚内桟橋驛であったそうです。

 

晴れた日にはサハリンの島影が見える稚内ですが,稚泊連絡航路では,冬季の結氷時にも航路を維持するため,砕氷船が用いられたそうです。たしかに,宗谷岬の売店には,「流氷館」といって,昔に漂着した流氷を冷凍庫で保管しています。ちなみに,宗谷岬は日本の最北端ですが,流氷の源といわれるアムール河からサハリンの北端を迂回してはるばるやってくる流氷は,南下して北海道にぶち当たるところが,ちょうど紋別とか,網走あたりです。宗谷岬に来る流氷は,おそらく,そこから二またにわかれて,オホーツク沿岸を北上してくるものであろうと推測いたしますが,最近,少なくとも,筆者は稚内で流氷を見たことはありません。さすがに,最近は,ここまでやってくるほどの量ではないようです。

 

が,一見すると流氷と見間違えるのですが,海は凍るところがあります。当然,湖なんぞは凍ってます。水道なんかも,油断すると凍ります。さすがに,砕氷船が必要なところはなさそうですが,最近の宗谷海峡は荒々しいので(そういえば,数日前に,稚内の北東の沖で,カンボジア船籍の貨物船が遭難,というニュースがありました。),船酔いの方が心配です。筆者は,情けないことに,港で船が上下しているのを見るだけで気分が悪くなるのですが,よく出張で利尻・礼文島に行くため,酔い止め薬は常に携帯しております。

 

稚内桟橋驛とはあまり関係ありませんが,最近,当事務所の近所で開店されたレストランがあります(“Restaurant if”)。看板にはオムライスとあるので,オムライス専門店かと思いましたが,もちろんオムライスがメインではありますが,ディナーメニューはいろいろあります。

 

 

お昼にはちょっと早かったので,店内はすいていましたが,12時をまわると,市役所やら信金やら,そこら中からどっと人が押し寄せるので,ランチは,12時前が吉です。

 

 

 

 こちらは,和風オムライスのセット(サラダ,コーヒー付き)。

 

こちらは,とろとろオムカレー。

 

どちらも,定番メニューですが,言ってみれば,

 

基本をしっかりおさえた安心できる味

 

です。

先の日刊宗谷の記事では,復活させる稚内桟橋驛は,「当時のオリジナリティー溢れる『昭和モダン』な雰囲気をそのまま残した作りになる予定」とのことですが,オムライス,もまた,なにやら昭和モダンの香りがします。